上場MSCIコクサイ株とSTAMグローバル株 トラッキングエラー比較 [資産運用]
ETFと、インデックスファンドを比較するのはちょっと無茶な気もしますが、どんなものなのか調べてみました。
最初に申し上げておくと、同じ条件で比較できているか定かではないので、正確性には微妙なところがあるかもしれません。
最初にそれぞれの基本情報を整理しておきます。
上場MSCIコクサイ株
- 正式名称:上場インデックスファンド海外先進国株式(MSCI-KOKUSAI)
- 銘柄コード: 1680
- 信託報酬:年率0.2625%
- 運用:日興アセットマネジメント
- 特徴:低率の信託報酬、先物+債券で運用する手法
STAMグローバル株
- 正式名称:STAM グローバル株式インデックス・オープン
- 信託報酬:年率0.7770%
- 運用:住信アセットマネジメント
- 特徴:信託報酬を抑えた海外インデックスファンドのパイオニア的存在
実際の比較は以下のようになりました。
2010年3月一ヶ月間のそれぞれの基準価格から算出される騰落率と円換算したMSCIコクサイのインデックス騰落率の差をトラッキングエラーとしました。
トラッキングエラー
- 上場MSCIコクサイ株:-0.01%
- STAMグローバル株:-0.58%
信託報酬が投資信託よりもETFのほうが安いので、当たり前なのかもしれませんが、上場MSCIのほうが良い結果になりました。
期間を変えて計算すると別の結果になるとは思いますが、ETFが有利なのは変わらないと思います。
トラッキングエラーが小さい(または騰落率が高い)ほうが、投資利回りは良くなりますので、まとまった資金を運用するにはETFが有利なようです。
投資信託で、毎月積立を行い、まとまった段階で、ETFへのリレー投資を計画しています。
5/9追記
その後、基準価格と実際に取引される市場価格との乖離があることがわかりました。
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データ出所
- 上場MSCIコクサイ株は、運用会社が開示している基準価格、インデックスの値から計
- STAMは、運用会社の月次レポート
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