TOPIX ETF 純資産の推移比較 [資産運用]
分散投資に向いているTOPIX連動の上場投資信託ETFのうち、野村アセットマネジメントの「TOPIX 連動型上場投資信託」(証券コード1306)と日興アセットマネジメントの「上場インデックスファンドTOPIX」(証券コード1308)の純資産総額の推移を2008/1から2008/4の月末の純資産総額を元に比較をしてみます。
2つのETFの特徴と比較の対象として選んだ理由は
1306 野村ETF
- 純資産総額はTOPIX連動のETFの中で一番多い
- 売買単位は100口(10万円以内で買い付けが可能)
- 信託報酬 0.1155%
1308 日興ETF
- 純資産総額は1306野村に次いで多い
- 売買単位は1000口から可能(買付けには90万円程度必要)
- 信託報酬 0.0924%(毎年報酬として引かれる割合が低く抑えられているので、長期では有利)
TOPIX ETF 純資産 2008/3末 を100%としたときの推移
出所 各社公表資料を基に作成
注 TOPXI指数の増減率には配当落ちによる下落が含まれています。2009/5/30追記
TOPIX東証株価指数の期間を通しての推移と比較すると1306野村ETFは指数よりも資産の減少率が少なくなっています。
これは、資産が流入していることを示していると思われます。(但し2009/2-4はTOPIXが上昇しているにも関わらず、純資産総額はほとんど変動していませんので、この期間には資産の流出があったものと思われます。)
1308日興ETFは指数よりも資産の減少率が大きくなっています。
こちらは、資産が流出していることを示していると思われます。資産が流出しているといっても2009/4末時点では2000億円以上あります。
日興ETFは信託報酬が魅力的ですが、上記の結果からは野村ETFと比較して人気は低いようです。
以前投資信託からETFへの乗り換え損得についてこちらで確認しましたが、投資信託よりもETFは信託報酬が低いので追加のスポット投資用の購入候補にしています。
1308日興ETFの信託報酬の低さのメリットについての実績は今後確認してみたいと思います。
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