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米雇用統計 2010/1 雇用回復は足踏み [資産運用]

非農業部門雇用者数前月比増減(2010/2/5発表値)

  • 2009年11月 6万4000人
  • 2009年12月 -15万人 (暫定値)
  • 2010年1月 -2万人 (暫定値)

11月は、約2年ぶりに雇用者数が増加したのですが、12月は再び減少、1月は小幅な減少幅になりました。

米労働省のHighlighs資料(英文)のサマリーの一部引用です。

Job losses continued in construction and in transportation and warehousing, while employment increased in temporary
help services and retail trade. Since the start of the recession in December 2007, payroll employment has fallen by 8.4 million. Over the last 3 months, however, employment has shown little net change.

小売関係などの雇用は増えているものの、建設関係などは引き続き雇用が減っているため、トータルでは雇用減となっています。

過去のデータを確認してみますと、2009年の第3四半期は、一月あたり平均26万人の雇用減でした。

それに続く、第4四半期では一月あたり平均10万人の雇用減となっていますので、減少幅は大きく改善してきているように見えます。

継続した雇用の増加にはまだ至っていませんが、このペースで進めば、2010年の第1四半期平均はプラスになってきそうです。

S&P500指数と雇用者数減少幅の関係をみてみます。

雇用者数の減少幅が少なくなるにつれて、S&P500の株価指数は、一時的な下落を数ヶ月に一度繰り返しながら、緩やかに上昇しています。

image014.gifimage004.gif

今週は、株価が下落していますが、長い目で見れば一時的な下落、押し目買いのチャンスと考えたいと思います。

今後の景気回復、株価上昇に期待。

データ出所

雇用者数グラフは米労働省公表資料をもとに管理人作成。こちらのエントリーにてデータの取得方法を紹介しています。

なお、労働省の発表資料によりますと、年間のベンチマーク処理、季節調整により、過去データの更新が行われたようです。上記のグラフは2008年に遡って、最新のデータを使用しています。

米労働省の雇用統計最新Highliths資料(英文)のリンクはこちらです。(新しい窓で開きます)


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