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割安株投資信託のリターン [資産運用]

4/5の日経の記事に「割安株投信、隠れた実力」という記事がありました。

国内株式で運用する投信で名前に「バリュー」または「割安」という言葉を含む投資信託の基準価格と東証株価指数(TOPIX)の上昇率を2010年2月末までの過去7年間の基準価格を比較すると、バリュー株投信は平均29%となりTOPIXの9%を上回るそうです。

バリュー株投資信託などを含むアクティブ型の投資信託は、インデックスを上回るものもあれば、そうでないものもあり、平均ではインデックスを上回ることはないと理解していたのですが、バリュー株投資信託の実績は意外でした。

ただし、記事中にも書かれていたのですが、平均では上回るものの、個別には上回るものもあれば、下回るものもあるとのこと。

記事には書かれていなかったのですが、アクティブ型ファンドと、インデックスファンドのリターンを比較するときに、注意していることがひとつあります。

過去のアクティブファンドの実績平均は、過去の比較対象全期間に運用実績があるものだけで計算されます。

対象期間中に何らかの理由により、たとえば、運用成績が悪いなどの理由で償還されたものは、平均には含まれないことになります。 

どの程度途中で償還されているのか、またその理由はどうなのかというデータは持ち合わせていないのですが、成績が悪いという理由で、償還されていると仮定すると、アクティブ型ファンドの平均値はその分を割り引いて比較する必要があると思っています。

さて、記事の話題に戻りますが、最後の部分では以下のようにまとめられていました。

 資産の中心部分としては、低コストのインデックス(指数連動)型投信などで国内外の株式、債券などに幅広く分散し、リスクを抑えるのが基本だ。そのうえでより高いリターンを狙うため、資金の一部でバリュー株投信を複数組み合わせて持つといった選択肢も考えられそうだ。

将来にわたって、平均を上回るであろうアクティブファンドを選ぶことは難しいので、インデックスファンド中心の資産形成、今後も継続したいと思います。


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